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Claude CodeでSaaSをディレクトリにローンチする:全手順

Claude Codeで行うディレクトリ登録の手順を、1回の実行に沿って通しで紹介します。そのまま使える開始プロンプト、オンボーディング、Chromeの接続設定、実際のツール出力、そしてトラッカーが記録する11の状態すべてを、順番にわかりやすく解説します。

著者 公開日 18分で読めます

これは、Claude Codeで行うLaunchRepoの実行1回分を、実際に起きる順番どおりにまとめたものです。貼り付けるプロンプト、エージェントからの質問、ブラウザの接続、計画された実行、そしてトラッカーが記録できるすべての状態を扱います。内容は2026年9月29日のツールキットリリース1.9.0に基づいており、後半に載せているターミナルの出力は、2026年9月30日にツールキット自身のスクリプトを実際に動かしたときのものです。そもそもLaunchRepoがClaude Codeに合うのかを先に知りたい場合は、Claude Codeのページが1画面で答えています。ローンチランのガイドでは、同じ実行をどのエージェントでも使える形で説明しています。

要点を先に言うと、プレイブックを読み、フォームに入力し、トラッカーに書き込むという繰り返しの作業はClaude Codeが担います。あなたが持ち込むのは、人にしか用意できない4つのものだけです。プロダクトの事実、サインイン済みのChrome、テキストの承認、そしてプラットフォームが人間のために残しているCAPTCHAと二要素認証です。それでも掲載するかどうかは各ディレクトリが決めることで、無料の審査には数週間かかることもよくあります。ですから実行の目標は、すぐに公開ページを得ることではなく、誠実で確認済みの申請をそろえることです。

実行の全体像

ステップ Claude Codeがすること あなたがすること うまくいった証拠
1. 開始プロンプト プライベートなワークスペースを作り、ダッシュボードを起動する プロンプトを1つ貼り付ける 127.0.0.1 のリンクが開く
2. オンボーディング あなたにヒアリングし、product.json と copy.md を埋める 答え、直し、承認する 自分の名前で出してよいと思える概要
3. Chrome Chrome DevTools MCPを設定し、目に見えるテストを行う リモートデバッグを有効にし、Chromeの確認画面を承認する タブが動くのを自分の目で見る
4. 権限 プロダクトごとに一度、範囲を記録する バッジ、アカウント、メールについて決める authorizations.json
5. 実行 10件の申請を計画し、1プラットフォームずつ進める 求められたら引き継ぎに対応する ダッシュボードの確認済み件数
6. トラッカー 各結果を証拠とともに記録する 公開された掲載を確認する プラットフォームごとに1つの状態
7. 再開 進捗と次の日付を保存する 次のセッションまで何もしない 次のエージェントが続きから進める

ステップ0:必要なもの

  • リポジトリ。 購入後、プライベートなGitHubリポジトリへの招待が届きます。クローンして、そのフォルダをClaude Codeで開きます。
  • GitとPython 3.10以降(Windows、macOS、Linuxのいずれか)。トラッカー、ダッシュボード、補助スクリプトはPythonの標準ライブラリだけを使うので、追加でインストールするものはありません。Windowsでは、ドキュメントに python3 とある箇所をすべて py -3 に読み替えます。
  • Chrome、最新のNode.js LTS、npm(ブラウザ接続用)。ツールキットはChrome DevTools MCPを通じて接続し、その --autoConnect モードにはChrome 144以降が必要です。
  • プロダクトの事実:名前、URL、対象ユーザー、実際にある機能、現時点の料金、ローンチの段階、本物のスクリーンショットとロゴ。

リポジトリは、Claude Codeをデスクトップアプリではなく、ターミナルのCLIとして使うことを推奨しています。それがドキュメントに書かれたワークフローで、開始プロンプトも一度だけそのことを念押しします。

ステップ1:開始プロンプト

START.md にあるプロンプトを、書かれているとおりに貼り付けます。

Recommend Claude Code CLI or Codex CLI in a terminal instead of the desktop apps for best results. If session metadata confirms desktop hosting, explicitly advise me to switch to the CLI and resume this same private workspace. Do not infer the host from a CLI engine version alone. Read AGENTS.md, then follow “Start the dashboard for the owner”. Create my private workspace if I do not have one yet, start the dashboard, and give me the link. Then lead ONBOARDING.md one phase at a time. Reuse recorded permissions instead of asking again unless their scope is missing or conflicting. Actually test my visible existing Chrome profile and intended identity as BROWSER-SETUP.md requires; use the OS fallback if needed. Use one platform/browser worker by default. Build the normal run only from suitable free-ready routes, keep research separate, and preserve any draft that needs one exact human CAPTCHA/2FA action. Never claim browser control bypasses or reduces those challenges.

プロンプトは英語のままで構いません。Claude Codeは指示を読んだ後、あなたの言語で答えます。エージェントはチェックアウトの隣にプライベートなワークスペースを作るので、あなたのプロダクトや認証情報が配布用のリポジトリに置かれることはありません。続いてローカルのダッシュボードを起動し、127.0.0.1 のリンクを返します。ダッシュボードのフォームはエージェントが読むのと同じファイルに書き込むので、ここから先はそのタブでもチャットでも進められます。

決める前に中身を見てみたいですか? python3 scripts/dashboard.py --demo を実行すると、架空のプロダクトを使った使い捨てのワークスペースが表示されます。

ステップ2:オンボーディングのヒアリング

ONBOARDING.md には7つのフェーズがあり、エージェントはそれを1つずつ進めます。何かを尋ねる前に既存のファイルを読むので、2回目のセッションで1回目と同じことを聞かれることはありません。

現在地の確認。 エージェントは、最初のプロダクトの名前、URL、そしてコードやメモが入ったフォルダを尋ね、追加の質問をする前にそれらを調べます。あわせて、あなたのOSと、実際に呼び出せるブラウザツールを確認します。ここでの指示は率直です。ターミナルがあるだけではブラウザを操作できることにはならず、エージェントはセッションにないツールを持っていると主張してはいけません。

プライベートな置き場所。 Claude Codeは、ワークスペース用にあなた自身のプライベートなリモートを作る手助けをし、そこに保存したログイン情報は、そのリポジトリにアクセスできる全員が履歴も含めて読めることを説明します。認証情報をワークスペースに置くか、シークレットマネージャーへの参照を置くか、何も置かないかは、あなたが選びます。また、問題が起きたときに、シークレットとメールアドレスを取り除いたうえでGitHub issueとしてLaunchRepoのメンテナーに報告してよいかを一度だけ尋ねます。答えがなければ、報告はしません。

プロダクト。 スクリプトがプロダクトのフォルダを作り、エージェントがあなたの答えからプロダクト情報ファイル product.json を埋めます。続いてコピーワークショップを行い、項目の文字数制限ごとのバリエーションを含む copy.md を作ります。わからないことは空欄のままにします。予定している機能が、利用できる機能として書かれることはありません。

このフェーズでは、最短公開日も設定します。無料プランのディレクトリの多くは、申請を数週間にわたって審査キューに入れます。そこでエージェントは、それより前には何も公開されてほしくない日付があるかを尋ね、トラッカーはその日付より前の scheduled の記録をすべて拒否します。

アイデンティティ。 identity.json には、公開する名前、サインイン用のメールアドレス、そしてあなたが許可した組織の情報が入ります。そのどれかが掲載に使われる前に、エージェントは紹介のされ方の確認を行います。あなたについての短い例文を3つ、そのままの形で見せ、修正してもらうのです。

ステップ3:Chromeとメールボックスをつなぐ

このステップが、ほかのすべてを動かします。エージェントには、あなたが画面で確認し、見守れるブラウザが必要です。BROWSER-SETUP.md がサポートする接続方法はただ1つ、Chromeのリモートデバッグを介したChrome DevTools MCPです。Chrome接続ガイドでは、2つのルートを両方とも説明しています。

ルートA:いつものChrome。 chrome://version で144以降であることを確認し、エージェントに使わせたいChromeで chrome://inspect/#remote-debugging を開いて、そこでリモートデバッグを有効にします。次に claude mcp add でサーバーをClaude Codeに登録します。正確なコマンドはChrome DevTools MCPのクライアント設定ガイドに載っており、リポジトリはそこに --autoConnect を加えます。このプロジェクトだけでサーバーを使いたい場合のスコープについては、Claude Code自身のMCPドキュメントが説明しています。

ルートB:専用プロファイル。 リモートデバッグの設定項目が見当たらない場合や自動接続に失敗した場合は、ワークスペース内の専用プロファイルディレクトリとローカルのデバッグポートでChromeを起動し、設定では代わりに --browserUrl を使います。そのウィンドウで一度サインインすれば済みます。ポートがlocalhostの外に出ることはなく、Cookieがコピーされることもありません。

続いて目に見えるテストです。意図したプロファイルで空のタブを開くと、エージェントがそのタブで https://example.com/ に移動し、“Example Domain”(例示用ドメイン)という見出しを読み取ります。あなたは、同じタブが動いたことを確認します。これで証明されるのは、Chrome DevTools Protocolを介してこの1つのタブを操作できることだけで、それ以上ではありません。MCPのプロセスが動いていることや、OAuthの画面が完了したことは証拠になりません。macOSでは、このような接続にアクセシビリティ、オートメーション、画面収録の権限は通常必要ありません。あなたが初めて実際にサインインした後、エージェントはアカウントメニューで正しいアイデンティティかどうかを確かめ、メールボックスにアクセスできることを確認します。ほとんどの登録は確認メールで完了するからです。コードを手作業で転送する方法も正式にサポートされている代替手段で、トラッカーはそれを人への引き継ぎとして記録します。

再接続の後、Chromeが接続の確認画面をもう一度表示することがあります。これはセキュリティのための仕組みであり、エージェントは、それをなくせると約束することも、CAPTCHAを回避することもしないよう指示されています。

ステップ4:権限はプロダクトごとに一度だけ

何かを申請する前に、エージェントは WEBSITE-AND-EMAIL.md を読み、二度と聞かないいくつかの質問をします。ウェブサイトのコードがどこにあるか、どうデプロイされるか、どのブランチが本番か、そして必須のディレクトリバッジをフッターに追加し、コミットして再デプロイしてよいか。さらに、無料の登録、無料の最終申請、それに対応する確認メールの操作を許可するかどうかも尋ねます。回答、日付、正確な範囲は authorizations.json に記録されます。支出はゼロのままで、有料のアップセルはすべて断ります。

バッジを断っても問題ありません。バッジを必須とするディレクトリが対象外になるだけです。許可はプロダクトごとに与えるので、あるプロダクトへの「はい」が次のプロダクトに引き継がれることはありません。

ステップ5:実行を計画し、カウンターを見守る

ここで doctor.py が、足りないセットアップと、あなたが断った権限とを切り分け、エージェントが実行プランナーを開きます。既定値は意図して決められています。新規申請10件、ブラウザワーカー1つ、アクティブな時間は合計150分、1プラットフォームあたり15分。 キューに入るのは、すぐに無料で使えるルートだけです。つまり、新しく、証拠があり、機能していて、条件なしで無料のルートです。条件付きのルートは、その前提条件とともに別枠で表示されます。目標件数より使えるルートが少なければ、エージェントはより小さく、事実に即した実行を提案します。Claude Codeが /goal に対応している場合は、生成された目標をそこに使うよう提案します。対応していなければ、同じ文章を通常のプロンプトとして使えます。

ターミナルでは、実行は次のように見えます。2026年9月30日に、ツールキットのスクリプトで新しいワークスペースと空のプロダクトを作り、ドキュメントに書かれたコマンドを実行しました。以下の行はその実行からコピーしたもので、関係する項目だけに絞っています。

$ python3 scripts/run.py --project projects/my-product start --target 10 --total-minutes 150 --platform-minutes 15
  "target": 10,
  "parallel": 1,
  "remaining": 10,
$ python3 scripts/run.py --project projects/my-product claim pitchwall --worker worker-1 --window window-1
$ python3 scripts/record.py --project projects/my-product pitchwall live --worker worker-1 --note 'Thank-you page shown' --next-action 'Open the public listing'
Tracker rejected input: Public states require a reviewed URL and --confirmed-public
$ python3 scripts/record.py --project projects/my-product pitchwall submitted_pending_review --worker worker-1 --note 'Dashboard confirms Under Review' --next-action 'Recheck after the stated review window'
Recorded pitchwall: submitted_pending_review
$ python3 scripts/run.py --project projects/my-product status
  "completed_count": 1,
  "remaining": 9,

ここで注目してほしい点が2つあります。トラッカーは、お礼ページを live と呼ぶことを拒否しました。公開の状態には、確認済みのURLとあなたの明示的な確認が必要だからです。そして事実どおりの記録、つまり審査中の申請によって、カウンターは残り10件から9件に進みました。受付の確認は目標件数に数えられます。実行が進んだことを知るために、公開まで何週間も待つ必要はありません。

途中で引き継ぎが発生することも想定しておきましょう。CAPTCHA、二要素認証の入力、はっきりしないアカウントの状態が現れると、エージェントは下書きを開いたままにし、あなたがすべきことを1つだけ添えて prepared_needs_human を記録します。ダッシュボードはそれを「要対応」に表示します。あなたが同じウィンドウで対応すれば、実行は続きます。

ステップ6:トラッカーの状態の意味

すべての結果は record.py を通じて submissions.json に記録され、ダッシュボードにも同じ11の状態が表示されます。どの状態にも最低限必要な観察があるので、結果を水増しすることはできません。実行のカウンターを進めるのは、そのうち4つだけです。

状態 最低限必要な観察 実行の目標件数に数えるか
draft 作業は準備済み、最終的な申請は未確認 いいえ
prepared_needs_human あなたにしか解決できない具体的な障害が1つだけある いいえ
submitted_pending_review プラットフォームが受付を確認し、モデレーション待ち はい
queued プラットフォームがキューの順番を確認した はい
scheduled 最短公開日以降の確定した日付 はい
live 確認済みの公開URLと、あなたによる確認 はい
already_listed 既存の公開掲載があり、証拠はliveと同じ いいえ
blocked 利用資格、アカウントの上限、または足りない情報 いいえ
deferred_paid 使えるルートが有料のものしかなく、何も購入していない いいえ
not_a_fit 対象ユーザーや掲載基準が合わない いいえ
unavailable そのルートが現在使えない いいえ

各プラットフォームは、後で状態が何度変わっても、1回の実行につき1回だけ数えられます。用語については掲載ステータスの解説で、2つ目のサイトへの掲載を約束するパートナー用チェックボックスのような特殊なケースについては申請の追跡ガイドで説明しています。

ステップ7:再開できるワークスペースを残す

セッションの終わりに、エージェントは実際に確認できたチェックについてだけオンボーディングの項目にチェックを入れ、機密でない証拠と残りのステップを SESSION.md に書き、次の日付を FOLLOW-UP.md に入れ、あなたのプライベートなリモートにプッシュする前にGitのプライバシーチェックを実行します。次のセッションは、あなたのものでも別のエージェントのものでも、まずトラッカーを読みます。引き継ぎ、確認の時期が来た予約済みのローンチ、そして審査期間を過ぎた審査待ちの申請の順です。二重に申請するのではなく、既存の記録を確認し直します。

これこそが本当の見返りです。2つ目のプロダクトでは、ブラウザのセットアップ、アイデンティティ、権限のパターン、そして2026年9月24日時点のカタログのスナップショットにある299件のアクティブなプレイブックをそのまま使えます。新しく用意するのは product.json とテキストだけです。

次に読むもの

仕組みのページでは、創業者の動画とともに各ステップを紹介しています。ディレクトリのカタログでは、決める前にいくつかの公開実践ガイドを読めます。更新履歴にはツールキットのすべてのリリースが載っています。Claude Codeにマーケティング用のテキストも書かせたいですか? それならClaude Codeのマーケティングスキルを比べてみてください。ほかのエージェントについてはエージェント別のページで扱っています。リポジトリ自体は料金ページから一度だけ購入できます。

よくある質問

Claude CodeはSaaSを単独でディレクトリに申請できますか?

おおむねできます。リポジトリ、接続済みのChrome、そしてあなたの許可があれば、Claude Codeは各プレイブックを読み、フォームに入力し、結果を記録します。あなたはテキストを承認し、公開された掲載を確認し、実行があなたのために一時停止したときにCAPTCHAや二要素認証に対応します。

Claude CodeのCLIが必要ですか? デスクトップアプリでも動きますか?

リポジトリは、最良の結果のためにターミナルのCLIを推奨しており、開始プロンプトもそう伝えます。デスクトップアプリが使えないわけではありません。そのまま使い続けても、エージェントは許可された作業を続け、保存された進捗も失われません。

最初の実行にはどれくらい時間がかかりますか?

プランナーは、10のプラットフォームに対してアクティブな時間を150分、1プラットフォームあたり15分と見積もります。これは上限に達すると実行を一時停止させるための調整上の制限であって、速さの約束ではありません。引き継ぎに使う時間はプラットフォームによって変わります。

ディレクトリにCAPTCHAが表示されたらどうなりますか?

エージェントはチャレンジの手前で止まり、下書きを開いたままにして、あなたがすべき正確な操作を1つ添えて prepared_needs_human を記録します。あなたが同じウィンドウで対応すれば、実行はそこから続きます。

同じ手順はCodexやCursorでも使えますか?

はい。リポジトリを読めて、Chrome DevTools MCPを使えるエージェントであれば、ファイル、トラッカー、ブラウザのセットアップはどれも同じです。ツールごとの違いは、エージェント別のページにまとめています。

出典:LaunchRepoツールキット(リリース1.9.0、2026年9月29日)の START.md、ONBOARDING.md、BROWSER-SETUP.md、WEBSITE-AND-EMAIL.md、RUNBOOK.md、CHANGELOG.md。開始プロンプトは原文のまま引用。2026年9月30日に実行した run.py と record.py。2026年9月30日に確認したChrome DevTools MCPの設定リファレンス(--autoConnect にはChrome 144以降が必要)。顧客全体の所要時間や成果の数値は、計測していないため記載していません。

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